仮想通貨のトラベルルール改正！オンカジへの影響は？ - 壱カジ

オンラインカジノ業界では、入出金手段として仮想通貨を使用しての入金、出金が一般的になってきており、仮想通貨専用のオンカジサイトも増えてきています。

しかし、日本における仮想通貨のトラベルルールの規制が強化されることで、日本国内の仮想通貨取引所では、厳しいルールや規制が設けられています。

その為、オンラインカジノに仮想通貨で入出金するプレイヤーにも影響があります。

この記事では、以下の内容をご紹介いたします。

このような内容を詳しく解説するので、クリプトプレイヤーは、トラベルルールを理解し安全にオンラインカジノをプレイしましょう。

仮想通貨のトラベルルールとは？

仮想通貨のトラベルルールとは、「利用者の依頼を受けて仮想通貨の送付を行う交換業者は、送付依頼人と受取人に関する一定の事項を、送付先となる受取人側の仮想通貨に通知しなければならない」というルール、決まり事です。

送付を行う業者は、仮想通貨取引所のことを指し、2022年10月1日より、日本でも本格的に施行が開始されました。

主に、マネーロンダリングやテロ資金の移動対策・防止のための施策で、不正利用があった際は追跡できることを目的としています。

仮想通貨取引所などの交換業者は、送金時、または送金アドレスを設定する際に、仮想通貨交換業者に対し、移転される仮想通貨に関する一定の情報を提供する必要があります。

もし利用者が、トラベルルールに関する情報の通知や提供を拒否した場合は、仮想通貨交換業者から仮想通貨が送金できなくなります。

トラベルルールにて通知する内容には、次の情報が必要です。

トラベルルールは、金融庁が発行した文書には「暗号資産・電子決済手段の移転に係る通知義務」とも記載され、元々はFATF（金融活動作業部会）と呼ばれる国際組織によって定められました。

トラベルルールの対象になるのは、次の項目に当てはまる場合です。

現在は、基本的に出金先アドレスを追加する際に、受取人などの追加項目を登録しなければならない仕様になっています

トラベルルールがオンカジに及ぼす影響は、今まで利用していた仮想通貨取引所が利用できなくなることです。

例えば、国内の仮想通貨取引所のコインチェックやビット―フライヤー、CMOコインでは、トラベルルールにより、送金先がオンラインカジノと判明した場合、口座保有者は取引停止という措置を講じています。

トラベルルールを回避するには、海外の仮想通貨交換所を利用することでトラベルルールを回避することができます。

アンホステッドウォレットやコールドウォレットを使用することで、トラベルルールを回避しオンラインカジノに入出金することができます。

アンホステッドウォレット	コールドウォレット
業者（ホスト）を介さずに、ユーザーが自分で鍵を管理できるウォレットのことを指します。くじ	インターネットに接続されていない状態で秘密鍵を保管することができる仮想通貨ウォレットのことを指します。

トラベルルール改正に伴い、オンカジに及ぼす影響は大きく、クリプトプレイヤーは安全にプレイする為にも、トラベルルールに関して理解する必要があります。

現状は、仮想通貨での入出金に関して匿名性は保たれていますが、海外の仮想通貨取引所の利用やアンホステッドウォレット、コールドウォレットを使用しなければなりません。

仮想通貨自体がまだまだ新しい技術であり、それを取り巻く環境は日々目まぐるしく変化しています。

変化の波に取り残されないためにも、壱カジ公式ブログをチェックしてください。